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優秀園と特別賞受賞 いのだ幼稚園

表彰後、森田昌夫会長(手前)と握手するいのだ幼稚園の吉濱徳子園長=20日午後、ソニー(株)本社ビル

 【東京】2017年度ソニー教育助成論文入選校・入選園の発表が20日、東京港区のソニー株式会社本社ビルで行われ、幼児教育支援プログラムの優秀園および審査員特別賞として、石垣市立いのだ幼稚園が選ばれた。吉濱徳子園長(58)は「園児4人だけの小さい園でも一生懸命やると、こういう大きな賞がいただけることは大変うれしい。今後の保育に生かしたい」と喜びを語った。  同賞は公益財団法人ソニー財団(森田昌夫会長)が全国の小・中学校、幼稚園・保育所・認定こども園から教育実践論文を募集し、優れた取り組みに教育助成金とソニー製品を贈呈するもので、17年度は計306件の論文応募があった。  優秀園、審査員特別賞を受賞したいのだ幼稚園の論文は、「科学する(学びの芽)を育てる~身近な自然とのかかわりをとおして~」がテーマ。4人の園児を対象に吉濱園長と伊良皆恵理教諭、預かり担当の川平美香さんの3人で研究を行い、地域の豊かな自然を通して、子どもたちの「感性」「認識力・判断力」「たくましさ」を観点に考察にまとめた。  特にチョウやカマキリなど、昆虫の羽化から脱皮までを追った観察では、「気づきや問題発見など子ども同士の関わりが深まり、“科学する心”が生まれた」と導き出した。  同財団の髙野瀬一晃理事長は「自然体験や命の尊さを通して子どもたちが輝きを放つ実践は多くの小規模園の参考になるもの」と受賞理由を挙げた。  吉濱園長は「課題が見えたことで継続実践が大切。今後は近隣地域だけでなく、八重山地区全体での研究に発展できれば」と意欲を見せた。

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