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長野日報社

移住促進にママ目線 伊那市の5人、ガイドブック作成中

オンラインを活用し、メンバーと意見交換しながら進める移住ガイドブック作り

 伊那市内で子育て中の母親5人が、市の魅力を発信する移住ガイドブックの作成に取り組んでいる。市から依頼を受け、IターンやUターンの経験を生かしながら”ママ目線”で製作。豊かな自然や暮らしやすさを伝えて「子育てにぴったりなまち」をアピールし、子育て世代の移住定住の促進を図る。

 メンバーはデザイナーの久保田里香さん、イラストレーターの山口麻衣子さん、市の地域おこし協力隊員でライターの田中聡子さん、アロマセラピストの西野公美(ひとみ)さん、子育て支援団体代表の澤西光子さん。さまざまな分野で活躍する母親で構成し、これまでのガイドブックのリニューアルに向けて、昨年6月から活動を始めた。

 コンセプトは「ありきたりに見える日常こそ、幸せの記憶」。移住した母親たちの体験談を通して、家族と寄り添い、働きながら自分らしく生きる姿をつづる。子育てを支える地域住民との触れ合いもあり、「夫婦そろってインフルエンザで倒れたら、ママ仲間が送り迎えやご飯、お風呂まで面倒を見てくれた」などと心温まるエピソードが登場する。

 「地方で暮らすって実際どうなのかと、いろんな疑問があるはず」とメンバー。一問一答の形式で、仕事や自家用車、近所付き合い、雪での困り事について紹介する。写真のページでは、子どもたちの生き生きとした姿を四季の風景とともに切り取った。

 表紙は余計な装飾をそぎ落とし、仲むつまじい家族を描くシンプルなデザイン。数多くある移住者向けの冊子の中から目に留まり、手に取ってもらえるように工夫したという。

 ともにメンバーの田中さんと澤西さんは「移住を考える人たちの背中を押す一冊になればいい」。「住んでみて感じた魅力を素直に表現できたと思う。ここだからできる自分らしい暮らしをPRしたい」としている。

 冊子はB5判18ページ、1000部作成する。6月中旬ごろまでに市地域創造課や、ふるさと回帰支援センター(東京)の常設ブースに設置する予定。

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