中体連 田川地区大会開催へ コロナ状況踏まえ6月末最終判断
田川地区中学校総合体育大会(田川中体連大会)が7月23(木)~26日(日)に開かれることが明らかになった。同中学校体育連盟(会長・齋藤範夫羽黒中校長)が29日、大会開催の意向を鶴岡市教育委員会や各中学に通知した。
全国中学校総合体育大会(全中)は既に中止が決まり、それに伴い予選である東北大会、県大会も中止になった。
このままでは3年生たちがかわいそうだと、地区連盟として大会開催を模索していたもの。幸い県は今月5日以来、30日まで新型コロナウイルス感染者が出ておらず、庄内に限っては4月18日以来、出ていない。

地区大会開催が具体化。ランニング練習も心が弾む鶴岡二中陸上部=29日、同中グラウンド
大会の予定日は7月の4連休にあたり、生徒・保護者が無理なく臨める日程とした。
田川地区の中学校の部活動は25日から再開されており、大会開催の最終判断は約1カ月後の6月30日にした。今後のコロナ感染状況と部活動再開後の生徒たちの体力・調整度合いなども加味される。そのため田川地区からコロナ感染者が再度出るなど第2波が襲ってきた場合は中止も考えられる。
大会は小真木原陸上競技場で行われる陸上など14競技24種目で行われる。県トップレベルの鶴岡一、三中が出場するバスケットボールなどが注目競技。また濃厚接触が危惧される柔道は全柔連から公式戦中止を通達されており、田川大会も行われないもよう。相撲のように従来から地区大会はなく即県大会の競技も実施されない。
なお県内で中体連地区大会が行われるのは田川、最上の2地区のみ。飽海、村山、置賜では中止のままとなっている。
◆齋藤会長 選手たちの力を発揮できる場をと、ずっと考えてきた。そこで浮かび上がったのが7月の連休だった。全国的にコロナの第2波を警戒しており、もし6月中、田川地区に感染者が出たら難しくなるケースがある。そうならないことを祈っている。
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