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8ミリの白雪姫 時超えた 帯広の森幼稚園で映写機発見

 帯広の森幼稚園(帯広市南町南8線、今野隆雄園長)の倉庫内で、前身の葵南幼稚園(1969~97年)時代に使われていた8ミリフィルム用の映写機が発見された。用務員の北村保憲さんが修理して復活。20日には園内で、一緒に見つかった「白雪姫」などの短編映画も上映し、時を超えて子どもたちを喜ばせた。

見つかった映写機を試す(左から)用務員の北村さんと今野園長

 映写機は北村さんが休園期間中に、倉庫の整理をしていて発見。ほこりもかぶらず、きれいな状態だったがベルトが切れ、使えない状態だった。「機械の中を見ることや修理が趣味」という北村さんが油を使ってベルトをつなぎ直し、再び動くようになった。

 かつて葵南幼稚園に勤務し、現在は東士狩保育所(音更)所長の外館昭良さんは「30年ほど前から、お泊まり会やお誕生会などのイベントで8ミリフィルムの上映会をしていた。一度上映するとフィルムをまき直さなければならず、やり直しが効かないため、ビデオと比べて操作が格段に難しかった」と話す。

 映写機とともに、「花さかじいさん」など当時園内で上映された昔話や名作の8ミリフィルム作品が見つかった。

映写機と一緒に見つかった8ミリフィルムの短編

 20日は、預かり保育で来ていた園児30人の前で「白雪姫」(81年発売)を上映。副園長の越川清二さんは「子どもたちは10~15分程度の短編を食い入るように見ていた。評判が良かったため、今後も預かり保育などで上映会ができたら」と話した。

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