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宇部日報社

ツバメの巣とビニール傘、湯田温泉の名物

ビニール傘の上で子育てに励むツバメ(日本交通山口営業所の車庫で)

 山口市湯田温泉1丁目のタクシー営業所でツバメが元気に飛び交っている。車庫の天井には約20個の巣があり、その下は、ふんから車を守るためにつるされたビニール傘で埋め尽くされている。毎年恒例の光景で、通行人や運転手がひなの成長を温かい目で見守っている。

 日本交通山口営業所が15年ほど前からツバメとの共存を図っている。配車係の金川茂男さん(71)によると、今年は例年より1週間ほど遅い3月12日に初飛来。新たな巣を掛けるツバメもいれば〝中古物件〟をリフォームして使うツバメもいるという。

 既に巣立ったひなも多いが、つがいが交代で卵を抱いている姿や、ひなに餌を与えている親鳥の姿も見られる。

 金川さんは「巣から落ちてしまうひなもいる。無事に飛び立ってくれるよう見守りたい」と目を細める。南方へと渡り始める10月ごろまで姿が見られるという。

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