
新型コロナウイルス対策で休園していた豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)が26日、一部施設を除いて再開した。午前9時の開門から大勢の親子連れらが訪れ、動物たちと再会を果たした。マスク越しに笑顔があふれた。 県独自の緊急事態宣言後の4月14日から全施設を臨時休園した。今月12日以降は平日に屋外施設のみを豊橋市在住の小学生らと保護者向け限定で無料開放していた。 入園時に、非接触型温度計を使って検温したほか、極地動物館や夜行性動物館などの屋内施設は出入り口を別にした。 訪れた人は、極地動物館のガラス越しにポリタンクで遊ぶホッキョクグマや、水槽を泳ぐゴマフアザラシの姿を見て楽しんだ。動物たちへの餌やり体験コーナーも再開した。子どもたちが、ヒツジやカピバラ、リクガメなどに餌をやっていた。

小学生の息子2人と訪れた母親は「緊急事態宣言が解除されたので来ました。子どもたちの笑顔がうれしい」と話した。 当面の間、市内か近隣自治体の人のみが入園できる。入園者数が5000人を超える場合は入場を制限する場合がある。
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