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荘内日報社

コロナ禍活動休止 鶴岡市のスポ少一斉練習再開

 コロナ禍のため活動休止していた鶴岡市内のスポーツ少年団が25日、一斉に活動を再開させた。

 朝暘六小の児童を中心に活動する「峰栄女子バレーボール」は第六学区コミュニティセンター体育館で午後5時から始動。団員10人が全員集まった。「長く練習できなかったからすごくうれしい。みんなと仲良くプレーしていきたい」と6年・五十嵐あおい主将(11)。4月5日以来の集合だったが、実質3カ月間ほとんど練習できておらず、選手たちも最初のうちはボールがなじまなかった。しかし2時間の練習中で少しずつ勘が戻って、レシーブ練習でも声が出始めた。

 春の公式戦は軒並み中止になった。夏から秋は仕切り直しで行われる大会もありそうだ。栗田新一監督(62)は約20年間の指導キャリア中「インフルエンザがはやって、相手選手と握手しないことなどはあった」と振り返りつつ「長期間、バレーをしたくてもできなかった気持ちをうまく導いて、選手たちのやる気につなげていきたい」と再出発に意欲的だった。

 峰栄野球スポ少では六小グラウンドで活動を再開した。昨夏の甲子園で1試合2本塁打を放った鶴岡東・丸山蓮選手(現立正大1年)が育ったチームで、瀬尾陽斗主将(11)は「みんなとまた野球ができてうれしい」と笑顔で練習に励んでいた。

レシーブ練習に励む女子バレー団員たち=第六コミセン

野球スポ少はキャッチボールで肩ならし=朝六小

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