先生がラジオで休校中の子どもたちにメッセージ

パーソナリティーの質問に答えながら、休校中の児童に語り掛ける舞田先生(左、FMサンサンきららで)
山陽小野田市のコミュニティーFM局・サンサンきららは、新型コロナウイルス対策による休校措置で家にいる子どもたちに向けた特別番組「スクール・オブ・ラジオ」を放送している。3日間限定の番組で、初日の20日は高千帆小の教員5人が、パーソナリティーの質問に答える形で、学校の目標や雰囲気を紹介した。 6年生担任の舞田大貴先生は、活発だった自分の小学生時代の思い出や、休校中は筋トレで気分転換していた話題で和ませながら「素直さ、謙虚さが大事だと伝えながら、温かい学級をつくっていきたい」と抱負。弘中那保斗先生は「元気にあいさつし、黙って行動できるなど、礼儀正しいところが高千帆小の自慢。みんなで楽しいクラスにしていこう」とメッセージを送った。
三輪孝行校長は「走り幅跳びは助走が大事であるのと同じように、学校生活も再開前の今が大切。規則正しい生活に戻して、25日から元気に登校してくれるのを待っている」と呼び掛けた。 休校中の児童を元気づけるための企画で、高千帆小、竜王中、本山小が協力した。最終日の22日は午前10時から放送し、11時台は本山小の教員7人が出演して、子どもたちに語り掛ける。 同局の穐本真一局長は「今後、コロナの第2波、第3波で再び対策が取られることがあれば、ラジオ番組を広く有効活用してほしい」と話した。
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