公共施設の再開に利用者の笑顔

トレーニングジムのランニングマシンで体を動かす男性(18日午前10時ごろ、市野球場で)
県が国の緊急事態宣言の対象地域から除外され、宇部市内で新たな感染者が発生していないことを受けて、市内の多くの公共施設が18日から再開された。各施設では、ソーシャルディスタンスの確保、消毒などの感染予防対策を徹底し、利用者を迎え入れている。
宇部市体育協会(千葉泰久理事長)が指定管理する市野球場「ユーピーアールスタジアム」などの体育施設も再開され、同球場2階のトレーニングジムで体を動かしたり、トレーニングルームで卓球を楽しんだりする市民が午前中から訪れた。 3月3日以来の開場となるトレーニングジムでは利用人数を最大20人までとし、時間も最大2時間に制限。トレーニング機器を一部減らした上、各機器に消毒液の入ったスプレーを用意した。利用時のマスク着用を義務付けたことに伴い、高強度トレーニングを自粛するよう呼び掛けている。 トレーニングルームでの卓球も、1台につき3人まで、最大2時間などの制限がある。また、利用は原則的には市民に限定。利用者には連絡先などを記入してもらい、確認できるようにしている。 卓球の練習に来たグループの男性は「仲間と練習できるのは、やはりうれしい」と、再開を喜んでいた。
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