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カマンベール増産へ新棟 70億円、6月着工 雪印大樹工場

カマンベールチーズの新棟を建設する雪印メグミルク大樹工場

 雪印メグミルク(本社東京)は13日、主力チーズ工場の大樹工場(大樹町緑町35、和泉洋工場長)にカマンベールチーズの増産を目的とした新棟を建設すると発表した。約70億円を投資して6月に着工、2022年度中の稼働を予定している。

 同日発表の20~22年度中期経営計画で示された「チーズ事業の戦略的拡大」の一環。大樹工場は13年に「さけるチーズ」の増産に向けた新棟を68億円で建設しているが、今回の新棟建設で、チーズの生産体制をさらに充実させる。

 カマンベールチーズの新棟建設は、老朽化した包装工程設備を更新して行う。年間生産量などは非公表。

 大樹工場ではこのほか、増産に向けて、地下水の導入や排水処理、電力設備などの生産基盤を強化。「さけるチーズ」の生産は、人工知能(AI)の自動検品によって、作業の効率化と増産への対応を図る。

 同社は「国産家庭用チーズの需要は家飲みなどで堅調に増加している。今後も市場の拡大が見込まれる中、大樹工場を通じて良質な生乳による乳製品を提供したい」としている。

 大樹工場は大樹、広尾の両町から生乳を受け入れ、従業員数は約300人。1957年に建設。地域と縁が深く、大樹町内では、カマンベールチーズにバジルやブラックペッパーをまぶした限定商品「大樹物語 香りをはさんだカマンベールチーズ」を販売している。

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