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長野日報社

桜の塩漬け真心込めて 来年の高遠城址さくら祭りへ高遠中生準備

桜の塩漬けに取り組む高遠中学校の生徒たち

 伊那市高遠中学校の生徒たちが、来年の高遠城址さくら祭りに訪れる人たちを自作の桜茶で迎えようと、桜の塩漬けを始めた。2年生が主体となって行う新たな取り組みで、伝統の観桜期ボランティアの準備が早くも動き出した。

 同校は例年、さくら祭り期間中の土日に校庭や校内トイレを開放し、併せてボランティア活動を行っている。生徒たちが中心となって観桜客を迎えるのが伝統で、PTAや教職員らの協力を得ながら行う桜茶の接待や地元名物の販売、案内が訪れる人たちに喜ばれている。

 接待用の桜茶はこれまで購入品を使っていたが、2年生が総合的な学習の時間を活用して材料の桜の塩漬けに挑戦する。

 近くにあるポレポレの丘で八重桜を摘んだ生徒たちは、会員制・参加型の農業団体「LURA(ルーラ)の会」の加工班のメンバーから作り方を教わり、漬け込みを進めている。8日の作業は希望者23人が登校して行い、白梅酢に漬けてあった花を塩漬けしていった。摘んだときに淡いピンク色だった花が色を増していくことに気付いたという女子生徒は「普段できないことが体験できた。おいしくなってほしい」と話した。

 同校によると、活動はキャリア学習の一環で、観桜期ボランティアを自分たちの力で盛り上げていくにはどうすべきかを考え、形にしていく。今後は塩漬けの桜茶以外の活用方法も検討していくという。

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