「亀山城ものがたり」児童が熱演
「亀山城ものがたり」を熱演した児童たち=新城市つくで交流館で
まつりは、亀山城主だった奥平氏が長篠城にろう城し、武田軍を相手に奮戦したのを供養しようと企画。毎年行われている。 創作劇「亀山城ものがたり」は元教諭の原田純一さんと劇団砂喰社(浜松市中区)の松尾交子(ともこ)さんが脚本を手がけ、戦国時代末期に奥平家は武田方につくか徳川方につくのか葛藤を描いたほか、婚約者との別離などを描いた。児童たちは3月下旬から11回の稽古を重ねてきた。 上演で児童たちは堂々とした立ち回りやしっかりとした間合いでの殺陣を披露。大勢の観客から拍手が送られた。 奥平貞昌役を務めた齊藤結花さん(4年)は「足の運び方など立ち回りは難しかったけど、楽しく演じることができた」と話した。 このほか、和太鼓演奏やマーチングバンド、ダンスの披露も行われた。 一方、亀山城址では戦没者供養と火縄銃演武は行われた。 第40回作手古城まつり(実行委員会主催)が13日、新城市作手高里のつくで交流館で開かれた。あいにくの雨模様でほとんどの屋外イベントは中止となったが、作手小学校の児童8人が戦国時代に地元の亀山城に居城した奥平家の葛藤を描いた創作劇「亀山城ものがたり」を熱演した。
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