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荘内日報社

面会できない家族の願い 特老がテレビ電話導入、システム構築へ

 特別養護老人ホームがテレビ電話を導入、家族との通話ができるよう仕組みを構築、開始させる。新型コロナウイルスの感染拡大で施設内で家族との面会ができなくなっており、打開策として注目される。

 永寿荘(鶴岡市)は連休明けの5月10日からスタートさせる。入居者80人の本人と各家族には通知しており、LINEのテレビ通話ができるスマートフォンを施設側が新たに用意し、家族はアプリの環境を整えた後、テレビ電話で会話ができる。

 今年2月25日から、施設内は面会謝絶となった。その後2カ月たって、ガラケーなどで入居者は家族と通話してきたが「そろそろ限界。顔を見せ合い、互いの無事を確認させたい」と加藤昌司荘長(52)は話した。

 県内のコロナ感染は大蔵村の介護施設でクラスターが出るなど、外部の人間が施設内に入ることで起こることを懸念、各施設で面会謝絶が続いている。

 しかし終息への道筋・気配が見えないだけに、家族とどうコミュニケーションを図ってもらえるか各施設とも知恵を絞っていた。「家族の方の入居者への心配・不安がビデオ通話で少しでも軽減できれば。家族の問い合わせ、申し込みもあります」と加藤荘長は続けた。

 酒田市の同じく特養ホームではZoomを使い、連休前半からテレビ通話をしてもらう。

 また各介護施設では職員に対して、感染防止への注意を欠かさない。手洗いを徹底させ、その家族にも不用不急の外出がないよう呼び掛けている。この連休中、特に県外には行かないように申し合わせるなど、感染者ゼロを目指しての取り組みが続いている。

料理教室でも使うようになったビデオ通話。面会謝絶の介護施設で効果が期待される

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