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長野日報社

しらび平に2カ月間貯蔵 雪中熟成茶「駒結」掘り出し

中央アルプス駒ケ岳ロープウエイしらび平駅の横で雪の中から緑茶「駒結」を掘り出す関係者

 中央アルプスを訪れる観光客を中心市街地に呼び込む駒ケ根市のおもてなしプロジェクト「こまがねテラス」の一環で29日、プロジェクト関係者が中アしらび平(標高1662メートル)に貯蔵した雪中熟成茶「駒結」の掘り出し作業を行った。高さ約150センチに積み上げた雪の中から1袋40グラム入りの緑茶300袋を取り出した。

 緑茶の雪中熟成は今年で3年目。中アの代表的な雪形「島田娘」にちなんで静岡県島田市産と、下伊那郡天龍村産のやぶきた茶を配合した。例年、中ア千畳敷に貯蔵しているが、今年は駒ケ岳ロープウエイが支柱の変形で運休していることから麓のしらび平駅舎の横に変更。2月25日から約2カ月間、温度0度に保たれた雪中で熟成した。

 今年は6月上旬から、同市の広小路商店街にある日本茶販売店「山二園」で販売する。同店を営む酒井隆道社長(62)は「熟成させることで深みのある香りが際立ち、まろやかな味わいになる」。リピーターもおり、今年もすでに予約が入っているという。「緑茶にはカテキンが含まれ、免疫力を向上させる力がある。中央アルプスの大自然の恵みを感じる一服をぜひ楽しんでほしい」と話した。

 1袋700円(税別)。問い合わせは山二園(電話0265・83・2523)へ。

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