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荘内日報社

ファン待望クラゲ傘 ネットで話題予約受け付け

 傘を差す日が待ち遠しくなる―。鶴岡市立加茂水族館(奥泉和也館長)の飼育員が発案したクラゲをモチーフにした傘が、発売を前にインターネット上で話題を集めている。雑貨などを手掛ける大手通信販売のフェリシモ(兵庫県)と共同して商品化が実現。現在、フェリシモ通販サイトで予約を受け付けており、臨時休館中の同館でも営業再開後に店頭販売する。

 「入社した時からずっと作りたかった」と話す飼育員の菅野響樹さん(24)は昨夏、クラゲ傘の商品企画を持ち込んだ。日本で見られる代表的な3種のクラゲを選び、傘の大きさや色合い、材質など細部にわたって自らデザイン。菅野さんのデザイン画を基にフェリシモの担当者と繰り返し打ち合わせを行い、ブラッシュアップ。最終的には館長らがデザインをチェックした。クラゲの持つ透明感を水色のグラデーションで表現したミズクラゲや、しま模様の本数まで忠実に再現したアカクラゲ、丸みのあるシルエットを表現するためにドーム型の骨組みを使ったタコクラゲと“クラゲ愛”が詰まったこだわりの傘に仕上がった。

 先週、水族館の公式ツイッターで情報を公開したところ、数分で100リツイートを超えたといい、29日現在で2万6000超え。「傘への反響はもちろんうれしいが『加茂水族館に行ってみたい』『水族館へ買いに行きます』といった水族館に絡めたコメントもあってうれしかった。傘をきっかけに水族館を知ってもらい、来館につながればそれが一番」と語る菅野さん。中には既に、日本海ならではの強風や風雪にも耐えられる骨組みの本数を増やした“庄内仕様”のクラゲ傘の要望もあったとか。発売を待ちわびるファンの期待が伝わる。

 傘は1本1760円(税込み)。同館での販売は、6月下旬以降を予定。発売日は追って同館公式ホームページで知らせるという。直接購入すると特典でクラゲの赤ちゃん「エフィラ」がモチーフの飾りのチャームが付く。

菅野さんが描いた傘のデザイン画。色鉛筆で細部にわたって描かれている

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