クロツラヘラサギ飛来 世界的な絶滅危惧種

世界的な絶滅危惧種であるクロツラヘラサギの飛来が24日、石垣市内の田んぼで確認された。
クロツラヘラサギは、全長約75㌢。名前の通り、黒い顔としゃもじのような大きなくちばしが特徴的だ。
東南アジア各国が協力して毎年1月に実施している「クロツラヘラサギの世界一斉個体数調査」の2019年の調査では4463羽が確認された。
日本では「日本クロツラヘラサギネットワーク」や日本野鳥の会の各支部などが調査に参加し538羽を確認、そのうち沖縄では25羽だった。
環境省のレッドリストで近い将来、野生での絶滅の危険性が高いとされる絶滅危惧IB類に指定されている。
この日、田んぼではクロツラヘラサギのほかにアカガシラサギやチュウダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギなどが長旅の疲れを癒やしていた。
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