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災害避難所での感染予防へ

豊橋市が「間仕切り段ボール」実演

 新型コロナウイルス感染拡大が続いているが、自然災害は関係なく襲ってくる。地震や河川の氾濫に備え、豊橋市は21日、避難所での感染予防対策と市民への事前対策を発表した。小中学校に設ける第2指定避難所では、避難者同士のスペースを区切る「間仕切り段ボール」を有効に活用していく。  市防災危機管理課によると、市内で地区市民館や校区市民館の第1指定避難所71カ所、小中学校など第2指定避難所95カ所を指定している。  間仕切り段ボールは従来から避難所開設時の個人空間確保用として1000セット分を備蓄している。これを、避難者が密集・密閉・密接の「3密」にならないように活用していくことになった。第2指定避難所が開設された場合に、学校体育館で使う。不足した場合は、災害時の支援協定を結んでいる市内の事業所から援助を受ける。  市役所で、職員による設置の実演があった。仕切り用、柱用、下部固定、上部固定用の4種類に色分けした段ボールを組み合わせ、高さ110㌢、広さ270㌢四方の人がゆっくり寝られるプライベート空間を作り出せることを実演した。

 他にも、避難所での感染予防対策として発熱や、せきなどの症状のある人には専用スペースへ避難してもらうこと、アルコール消毒器、体温計を整備していくことも打ち出した。  一方、市民には災害時も可能な限り自宅避難を呼び掛ける。できない場合、親戚や友人宅での共同避難の必要性も説いている。  防災危機管理課は「これから梅雨や台風のシーズンで、出水期を迎える。外出自粛要請による在宅機会が多い時期だからこそ、防災への備えも考えてほしい」と話している。

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