新型コロナ感染防止 ミシン、生地の需要急増 マスク手作り拡大

新型コロナウイルスの感染拡大防止でマスクを手作りする動きが広がり、ミシンや生地などの需要が急激に高まっている。
東洋商事ミシンセンター(登野城)では4月に入ってから来店客が増加。販売・修理・経理を担当する仲宗根雄輝さん(38)は「おそろしいくらい」とびっくり、「通常の3、4倍の売り上げがある」と話す。
売れ筋は1~3万円台のミシンで、すでに品薄。ミシンは、立体型のマスク作りに適しており、購入者には型紙を提供している。
ある手芸店では、13日に石垣市内で初感染が確認されて以降、一気に需要が高まった。店主は「朝から出て夕方まで昼食もとれず、トイレにも行けないくらい来店があった」という。
店内が混み合わないよう入店者の数を制限しているほか、短時間での生地選びを呼び掛けている。「私や客同士の感染も心配されるので休みたいが、休むとマスクを作れない人がいるので悩む」と複雑な心境を吐露した。
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