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「コロナにマケナイ!」入学式用の花でメッセージ 鳩間島の住民や教員ら

「ハトマ コロナにマケナイ!」とメッセージを発信する住民や学校の教員ら(提供)=15日、鳩間小中学校グラウンド

 【鳩間】鮮やかな瑠璃色の海に囲まれた鳩間島の住民や鳩間小中学校(片平雅明校長)の教員らが、入学式に備え育てたプランターの花で「コロナにマケナイ!」とメッセージを発信している。コロナ禍の重苦しい空気をはね返そうと、南の島から新型コロナの終息を願っている。

 ことし2月、学校や住民らが入学式を花で彩ろうとプランター約100個に苗を植えた。しかし、4月の入学式を前に竹富町教育委員会から臨時休校の通知を受け、きれいに咲いた花は日の目を見ることはなかった。

 そんな中、13日に八重山地域で初のコロナ患者が確認され、警戒感も一気に高まった。

 新型コロナの影響で、島への留学生受け入れ施設「つばさ寮」も閉寮が続き、入島できない子もいる。新年度から学校には児童2人、生徒5人が通う予定で、住民らは子どもたちの元気な笑い声を待ち望んでいる。  メッセージには▽新型コロナで入寮が延びている児童生徒▽旅行をキャンセルし、外出もままならない人▽民宿などを休業し、生活に不安を抱える八重山の事業者▽定期船の減便で1日1往復でも我慢して支えあう鳩間島住民―に向けエールを送っている。

 片平校長は「コロナの終息を願い、1日でも早く元気な生徒たちと会いたい。メッセージがたくさんの人に届くように」と温かい言葉を寄せた。

 撮影は小浜島で民宿を営む宮良忍さんが担当。無人小型機・ドローンを飛ばした。宮良さんは「小浜も鳩間の住民も同じ八重山の人間として協力できてうれしい」と話し、島にマスクの差し入れも行った。

 撮影した映像は動画サイトなどに掲載している。

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