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紀伊民報社

バレンクラゲ捕獲

バレンクラゲ。捕獲後1日たっており、パーツが少しずつ壊れている(白浜町で)

 外洋性のため、ほとんど人目に付かない珍しいクラゲ「バレンクラゲ」が和歌山県白浜町で捕獲され、同町にあるベニクラゲ再生生物学体験研究所(久保田信所長)に持ち込まれた。久保田所長は「生きたまま捕獲されるのは全国的にも珍しく、このような姿を見たのは初めて」と驚いている。
 バレンクラゲを捕獲したのは同町才野、漁業、瀬道隆男さん(49)。14日午後1時ごろ、臨海の海岸沿いで休憩していた時、岸近くで見たことのない生き物を発見。プラスチック製の容器ですくい取って、研究所に持ち込んだ。
 役割分担した個虫が集まった群体性のクラゲで「小さく細長い風船のような浮き部」「クラゲ形をした推進装置が多数並ぶ動力部」「触手などが伸びる捕食・繁殖部」に分かれている。太い触手は鮮やかな紅色をしているが、群体によって色は異なる。浮き部から推進装置までの長さは13センチほど。
 久保田所長によると、バレンクラゲは普通、沖合で浮遊生活しており、飼育が非常に難しく生態はほとんど分かっていないという。分布は広く、世界各地の暖海に生息する。「田辺湾ではめったに見られない。数日前からの強風で吹き寄せられた可能性が高い」と推測している。

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