全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

分裂のアトラス彗星 複数の核撮影成功 陸別・銀河の森天文台

大型反射望遠鏡「りくり」で撮影されたアトラス彗星(銀河の森天文台提供)

 りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台(上出洋介館長)は、2019年12月に米国で発見されたアトラス彗星(すいせい)を撮影した。彗星の核が分裂した様子が写っている。

 同天文台の115センチ大型反射望遠鏡「りくり」で11日夜、撮影に成功した。画像では彗星本体の右上に分裂した核が1個、彗星本体の中にも少なくとも2個の核がある様子が確認できたという。

 アトラス彗星は今年2月下旬から急激に明るくなり、5月には肉眼で尾を引いた姿が見られる大彗星となることが期待されたが、世界各国の観測機関などが核が分裂したと3月末に相次いで報告していた。

 同天文台では、核が分裂したとの情報を入手してから撮影の機会をうかがっていた。天文台の中島克仁技師は「今回は見られる可能性がほぼなくなり、とても残念。予想通りにならないのも彗星の魅力の一つ。いつ来るかは分からないが、次の大彗星を楽しみに待ちたい」と話している。

関連記事

紀伊民報社

古道始まりの地をPR 「シオゴリ」モニュメント

 和歌山県田辺市の扇ケ浜に設置された「SHIOGORI(シオゴリ)」の文字をかたどったモニュメントの除幕式が16日にあった。「潮ごり」は熊野詣での事前儀式。熊野古道の世界遺産登録20周年に合わせ...

荘内日報社

北の玄関口地域を担う施設に 日沿道IC隣接 新「道の駅」など遊佐PAT住民..

 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の延伸を見据え、遊佐町が遊佐鳥海インターチェンジ(IC、同町北目)隣接地で、新「道の駅」を中心に2027年度初頭の開業を目指す多機能型休憩施設「遊佐パーキングエリアタ...

ヒグマ骨格標本の製作進む 足寄動物化石博物館でナウマン象記念館と畜大

 ヒグマの全身骨格標本の展示を計画している幕別町の忠類ナウマン象記念館と帯広畜産大学が5日、足寄動物化石博物館で標本作りを行った。同博物館の澤村寛特任学芸員から骨格の構造を学びながら作業を進めた。 ...

脱炭素へ計画認定 奄美空港、鹿児島県内で初 国交省

 鹿児島県が国に申請していた奄美空港(奄美市笠利町)の脱炭素化推進計画について、国土交通省は16日までに認定すると発表した。計画は2050年度の温室効果ガス排出量ゼロを目標に設定し、それに向けた...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク