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釧路新聞社

タンチョウ輪禍の現実知って ツル舎公開【釧路】

 

新たに公開されたツル舎

 釧路市動物園(古賀公也園長)は、園内で保護、飼育しているタンチョウについて知ってもらおうと、ツル舎を新たに公開した。ケージ内には事故が原因で義足をつけたタンチョウがおり、獣医師の飯間裕子さん(39)は「タンチョウの事故防止を考えるきっかけになってくれれば」と話している。

 公開しているのはキリン舎向かいにあるツル舎。これまでは前面を鉄板で覆っており、6ケージあるうちの1ケージを斜めから見ることができた。事故などで運び込まれたタンチョウの飼育状況を知ってもらうことで、共生について考えるきっかけになってほしいと今年3月、2ケージ分の鉄板を取り外して公開した。  ケージ内には事故で片足を失い、義足をつけて暮らすタンチョウの姿が。飯間さんは「保護活動などによって個体数は増えてきたが、それに比例して事故に遭うタンチョウが増えている」と話す。

 飯間さんによると、2010年から19年までの間に、事故などで同動物園に運び込まれたタンチョウは300羽を超える。要因は車との衝突が最も多く、次いで電線衝突、列車衝突と続く。近年ではフェンスなどに絡まった、家畜のふん尿を肥料として利用するための「スラリータンク」に落ちたなどの事例も増えているという。

 車との衝突が最も多いことについて、飯間さんは「道路にいるタンチョウは、車が近づいても飛んで逃げない。カラスなどのイメージで近づくと、ぶつかってしまう」とし「もしも運転中に出くわしたら、スピードを落として徐行してほしい」と訴えた。

 同動物園が行うタンチョウの治療や保護、飼育の様子は「まいにちタンチョウ・レスキュー」としてインターネット交流サイト(SNS)で配信している。このほか、昨年から月に1度、飯間さんがガイドを務めるミニバックヤードツアーなども実施していたが、新型コロナウイルスの影響で現在は中止している。  飯間さんは「義足をつけた個体はここで生涯を終えることになる。タンチョウの事故という現実を少しでも知るきっかけになれば」と話している。 

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