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長野日報社

フェルト生地で手作りマスク 辰野町の給食調理員

フェルト生地を手縫いしながらマスク作りに励む給食調理員たち=辰野町民会館

 辰野町の町立小中学校の給食調理員が、新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校の期間を生かして、児童と生徒用のマスクを作っている。入手困難なガーゼや綿の代わりに不織布のフェルト生地を使い、裁断から縫製まですべて手作業でカラフルなマスクを製作。子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、せっせと作業に励んでいる。

 臨時休校で給食を作る本来業務のない調理員約20人の時間対応として、町教育委員会がマスク不足の解消に貢献する作業を考案。個人でマスクを作っている町内の女性の助言を受け、代用生地で注目されるフェルトを安価でまとめて購入し、準備を整えた。

 自分の子どもの面倒を見る人を除き、都合のつくメンバーが辰野町民会館や各校で作業。はさみで生地をマスク型に切った後、立体的になるよう中央と左右を縫い、鼻部分に包装用の針金を入れて完成させる。赤や黄、白など全5種類のカラーが映える。

 目標の製作数は500枚。1枚作るのに30分以上要するが、女性の事前指導を受けた調理員たちは手際よくマスクを仕上げていく。「休校中でもやれることがある。くよくよしていられない」「子どもたちが好きな色を選び、笑顔で着けてくれたら」と話し、明るいムードの中で手を動かしている。

 マスクは、24日の臨時休校明け登校予定日に各校へ配布。自宅にマスクがなかったり、忘れたりした児童、生徒が利用する。

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