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コロナ影響、ホッキ直撃 需要激減で価格が急落-苫小牧漁協

取引価格低迷で隔日操業となっているホッキ漁

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響が、苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)のホッキ漁にも打撃を与えている。7都府県に政府の緊急事態宣言が出された7日以降、首都圏を中心とした飲食店でホッキ需要が激減し、卸値は一時、1キロ当たりの底値で211円まで急落。8日から出漁する船を半減させ出荷量を抑えているが、関係者は価格の本格的な回復を見通せないでいる。

 水揚げ日本一を誇る苫小牧のホッキは、9センチ以上の大ぶりの貝に限定して水揚げしており、単価は他地域と比べて割高。主に道内をはじめ東北、関東の飲食店に流通しており、冬から春にかけての平均単価は例年、1キロ当たり300~400円台となっている。

 苫小牧漁協によると、道が独自の緊急事態宣言を出した2月28日、1キロ当たり単価は280円に。1週間で100円近く値下がりする異例の急落を受け、3月2~4日には出荷量を調整するため休漁した。

 3月上旬はしけで出漁できない日も多く、同月中旬に平年並みの430円まで回復したが価格は下落の一途。4月7日には、水揚げの8割以上が底値の211円で取引された。

 新型コロナで飲食店の客足が落ち込んだ影響が、需要減による取引価格の下落となって現れた。

 8日から冬ホッキ漁の漁船20隻を2班に分け、各班の漁船が隔日操業することで、1日当たりの出漁を10隻に抑制。水揚げ量を1日2・5トン程度に調整したことで、1週間で卸値は10円ほど回復した。

 仲買人も地域ブランドを守ろうと、利幅を抑えて卸値の維持に努めており、苫小牧漁協は「海産物が安定的に流通するよう漁協、仲買人、漁業者が何とか踏ん張っている」と話す。

 苫小牧のホッキ漁は、資源量調査に基づいてノルマを設定。漁場は29カ所に分け、各漁船に割り振っている。単価が低い時に出漁すると燃料費や人件費がかさんで赤字になるため、漁業者は休漁して価格の回復を促すことがあるが、感染症の影響による出荷調整は前例がないという。

 冬季ノルマ約388トンを達成するため、期限の4月末まで操業することになる見通し。その分、他の漁への切り替えが遅れて利益が出ないが、漁業者にとっては、やむにやまれぬ対応となっている。

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