「アルタ」元気に空へ

浜崎町の浜崎公園で保護され、回復したカンムリワシ=16日午前、石垣やいま村
昨年12月28日に石垣市浜崎町の浜崎緑地公園で衰弱しているのを発見、保護されたカンムリワシが16日午前、名蔵の石垣やいま村で約20日ぶりに放鳥された。全長52・5センチ、体重800グラムの幼鳥。個体識別のため左脚に「K」の文字が書かれたカラーリングを装着している。 この個体は昨年12月中旬ごろから同公園付近で目撃されていた。発見者の椙山(すぎやま)泰幸さん(33)によると、1週間ほど同公園内の木におり、最後はカラスにエサを奪われるほど衰弱していたという。 市街地で保護されるケースは少なく、ボランティアグループのカンムリワシ・リサーチは、巣立ちの時期に縄張り争いに敗れ、市街地に迷い込んだのではないかとみている。自然開発などの影響でカンムリワシの生息域が狭まっている可能性もあるという。 たまよせ病院で治療後、県傷病野生鳥獣保護飼養ボランティア施設(やいま村ゲージ)でリハビリし、体力が回復したため放鳥された。 個体は、椙山さんの「元気に大きくなってくれれば」との思いから、鷲座の一等星の「アルタイル」にちなみ「アルタ」と命名された。
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