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荘内日報社

幸楽苑 ご当地企画トップバッターに 丸山市長「おぼげだー」PR

 ラーメン店「幸楽苑」を全国展開する「幸楽苑ホールディングス」(HD、本社・福島県郡山市)は、ご当地ラーメン企画の第1弾として酒田市の「酒田のラーメン」を取り上げ、9日から全国の約430店で販売を開始した。酒田市は各店舗のテーブルに張るキャンペーンシールに市の観光情報サイトにつながるQRコードを掲載してもらうなど、同社と連携して酒田の魅力を発信している。

 酒田のラーメンはトビウオなど魚介系のだしを中心にした透明感あるしょうゆ味のスープに、縮れ麺を組み合わせたのが特徴。薄皮のフワッ、トロッとしたワンタンを入れたワンタンメンを出す店も多い。

キャンペーンがスタート=幸楽苑HDホームページより

 市交流観光課によると、幸楽苑HDの関係者が酒田を訪れた際、地元のラーメンの味に感動し、「ご当地ラーメン企画」の第1弾に取り上げることになった。

 メニュー開発に当たっては、同市内のラーメン店でつくる「酒田のラーメンを考える会」(会長・齋藤直満月代表)が監修。麺の原料の小麦やワンタン、スープの作り方などを指導した。また、昨年に連携して好評だったという平田牧場(本社・酒田市)の「平田牧場三元豚」を使ったチャーシューを組み合わせるなど、ご当地の地域活性化につながる食材活用も考慮した。

 完成したメニューは「酒田のふわとろワンタンメン」。9日から7月8日(水)まで3カ月間、全国の433店(今月1日現在)で発売される。極薄ワンタンと魚介のうま味を前面に出し、「スープ、麺、ワンタンの三位一体の最上級の食感と深い味わい」(同社リリース)が特長という。価格は740円(税込み)。

 市ではシティープロモーションの一環で連携。各店舗のテーブルシールに、同市の観光情報サイト「酒田さんぽ」につながるQRコードを掲載してもらった。また、「大のラーメン好き」を自認する丸山至市長が同社ホームページのキャンペーンサイトなどで「おぼげだ(驚いた)うまさ!」と顔写真入りで酒田のラーメンをアピールしている。

 市交流観光課では「全国で酒田のラーメンを食べてもらえるのは、酒田の魅力を発信し、認知度を高めることにつながり、うれしい。新型コロナウイルスの問題が落ち着いたら、ぜひ本場のものを味わいに、酒田に来てほしい」としている。

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