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MOMO5号機 打ち上げへリハーサル IST・大樹

射場でMOMO5号機の立ち上げ作業を行うIST社員

 大樹町内のベンチャー企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)は7日夜から8日早朝にかけて、町浜大樹の実験場で観測ロケット「MOMO(モモ)」5号機の打ち上げに向けたリハーサルを行った。5号機は昨年末から今年初めにかけて、初の冬期打ち上げを予定していたが、機体の不具合のため延期していた。ISTは「なるべく早い時期に打ち上げたい」と改めて準備を進めている。

 5号機は機体に搭載した通信系の電子機器に不具合が発生。寒さなどの影響があったため、設計変更や電子基板の交換などを行い、対策を図った。

 今回はエンジンへの着火直前までの流れを本番さながらに確認する「フルドレスリハーサル」を実施。7日午後9時ごろに社員約30人が実験場に集まり、機体を格納庫から出して射場に立ち上げ、推進剤のエタノールと液体酸素を実際に充填(じゅうてん)した。8日午前5時15分を打ち上げ時間として設定し、カウントダウンまでの作業の流れや機体の状態などを確認した。

 稲川社長は「大きなトラブルはなく、変更した電子部品の動作も確認でき、打ち上げに向けて大きく前進した。再びリハーサルを行った後、打ち上げ日程を固めたい」と話し、昨年5月の3号機に続く宇宙空間到達を目指す。

 5号機には年末年始の打ち上げ計画時と同様、高知工科大の観測機器や航法センサー、コーヒー豆などを搭載。打ち上げ時の炎で菓子を焼き上げる試みも行う。

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