県蝶にオオゴマダラ制定 自然環境保全、周知啓発へ

県蝶に制定されたオオゴマダラ(県提供)
【那覇】県は1日、県蝶にオオゴマダラを制定した。都道府県の蝶制定は埼玉県に続いて2例目。オオゴマダラは石垣市の市蝶としても知られる。
県のシンボルでは県章、県花、県木、県鳥、県魚、県民の歌に続く七つ目で、48年ぶりの制定。
オオゴマダラはタテハチョウ科で日本のチョウとしては最大種の一つ。県内に広く分布しており、白地にまだら模様でゆっくり優雅に飛ぶのが特徴で、黄金色のさなぎとともに親しまれている。
民間団体と新聞社が県内全域で実施した投票結果などによる機運の高まりを受け、生物の専門家による検討委員会、県自然環境保全審議会で検討が進められた。
県は制定を機に、沖縄独自の自然の豊かさへの理解を深め、自然環境を守り育てる意識の向上につながるよう、周知と啓発に努めていくことにしている。
関連記事
サヤ数、実入り 過去最高 芽室の落花生 収穫本格化
落花生の作付け道内最大規模を誇る芽室町で収穫作業が本格化している。町落花生生産組合(11戸、藤井信二組合長)が7月に発足してから初の収穫で、今年からJAめむろの工場での乾燥作業を開始する。 ...
テントサウナ楽しんで!! 無料体験イベント 鳥海山の伏流水で「ととのえる」 自..
“屋外サウナ”を楽しんでみませんか―。アウトドア愛好者の間で注目を集めている「テントサウナ」の体験イベントが10月28日(土)、遊佐町の月光川河川公園で行われる。若者を中心に流行している「サウナ」をコン...
ウオーカブル化への理解を 第3回まちづくりシンポジウム【宇部】
にぎわい創出、地価上昇など期待 にぎわい宇部(藤村雄志社長)主催の「宇部まちづくりシンポジウム」は29日、文化会館で開かれた。約100人が参加し、基調講演やパネルディスカッションを通じて常...
能代市第五小の児童、バス乗り「歴史の里」探検
秋北バス(本社・大館市)の一般路線バスのダイヤ改正に伴い、能代市の母体線がきょう30日で運行を終えるのを前に、同市第五小(渡部剛校長)の2年生が29日、バスに乗車して桧山地域を「まち探検」した。県バ...