県蝶にオオゴマダラ制定 自然環境保全、周知啓発へ
県蝶に制定されたオオゴマダラ(県提供)
【那覇】県は1日、県蝶にオオゴマダラを制定した。都道府県の蝶制定は埼玉県に続いて2例目。オオゴマダラは石垣市の市蝶としても知られる。
県のシンボルでは県章、県花、県木、県鳥、県魚、県民の歌に続く七つ目で、48年ぶりの制定。
オオゴマダラはタテハチョウ科で日本のチョウとしては最大種の一つ。県内に広く分布しており、白地にまだら模様でゆっくり優雅に飛ぶのが特徴で、黄金色のさなぎとともに親しまれている。
民間団体と新聞社が県内全域で実施した投票結果などによる機運の高まりを受け、生物の専門家による検討委員会、県自然環境保全審議会で検討が進められた。
県は制定を機に、沖縄独自の自然の豊かさへの理解を深め、自然環境を守り育てる意識の向上につながるよう、周知と啓発に努めていくことにしている。
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