次郎柿ドライフルーツ好評
次郎柿のドライフルーツづくりをした生徒たち=県立新城高校で
新城市の県立新城高校情報会計科3年生が学校で栽培された規格外の次郎柿でドライフルーツを製品化した。校内や軽トラ市で販売したところ、200袋が売れて好評を得た。「苦くない味わいがおいしい」と女子生徒たちも出来栄えを話している。 同校では58本の木で次郎柿を栽培。市場に出しているものの、傷や形状が劣る規格外果実の有効利用を図ろうとドライフルーツ作りに取り組んだ。 専用の乾燥機がある同市作手菅沼の「レストランすがもり」が協力。生徒たちが皮むきして実をカットしてレストランに持ち込んで製品化した。真空パックにして約3カ月ほど保存できるという。 農協のまつりや軽トラ市で60グラム入り1袋350円で販売したころ、「子育て世代でも食べられる」とリピーターもいたという。 同科生徒の森田真未さんは「実をカットする作業がなかなか難しかった」と振り返った。また小澤彩花さんは「苦みあるイメージだったけど干し芋みたいに甘みがあって食べやすい」と話した。 鈴木猛史教諭は「新城東高校と学校統合となるため、農場の規模も縮小される計画がある。少しでも新城高校の柿のおいしさを一人でも多くの人たちにかみしめてほしい」と思いを込めた。 今後は学校内で栽培される野菜類の乾燥製品を考えていくという。
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