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芽室町が職員3人を外部派遣へ

 芽室町は新年度、外部へ3人の職員を派遣する。農林課の近藤猛児さん(24)が一般財団法人地域活性化センター(東京)と公益財団法人日本ゲートボール連合(同)へ、子育て支援課の川瀬吉澄さん(26)が公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(札幌)へ、同課の福地克哉さん(30)が道教委(札幌)へ派遣される。3人は「(派遣先での)経験を町に還元したい」と意気込んでいる。

芽室町から派遣される(左から)近藤さん、福地さん、川瀬さん

 近藤さんは幕別町出身。帯広北高を卒業し、2015年に役場入り。現在は農業政策や食育事業に携わり、イベントの企画・運営を担当する。

 任期は2年で、地域活性化センターでは地方創生総務課・地方創生業務課に就く。「勉強会などで全国の自治体の姿を学び、芽室に何が必要なのか考えたい」と話す。また、ゲートボール発祥の地の職員として日本ゲートボール連合では「ゲートボール発展のために力を尽くしたい」と気を引き締めた。

 川瀬さんは幕別町出身で道教育大札幌校卒。17年に役場に入り、町立保育所の維持・運営業務を担当している。

 小学3年から現在も野球を続けるスポーツマン。「五輪を見に行きたいと思っていたが、仕事で携われるのならやってみたい」と、委員会派遣の公募に手を挙げた。マラソンコース周辺地域との調整役を担当する予定。開催時期が不透明な現状だが、「一大イベントを迎え入れる手助けをしたい」と張り切っている。

 福地さんは音更町出身。専修大を卒業し、12年役場入り。町教委の社会教育課にも4年間所属し、その間に社会教育主事の資格を取得した。

 道教委では生涯学習課で、青少年団体などの支援を担当する。「芽室では住民と近い距離で仕事をしてきた。今度は大きな枠の中での仕事で経験を積みたい」と語った。今年度は、北海道銀行と岐阜県揖斐川町へ職員を派遣している。手島旭町長は「それぞれの場所で経験を積み、ネットワークを広げ、将来の町に生かしてほしい」と送り出した。

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