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長野日報社

久々の部活動、校内に活気 東海大諏訪高

部活動を再開した東海大諏訪高吹奏楽部。部員は検温や手洗い、換気など感染防止策を徹底した

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の全国一斉休校の要請を受け、3月2日から臨時休校していた東海大諏訪高(茅野市)が30日、春休み中の学校活動を再開した。休校に合わせて停止していた部活動も感染防止策を講じた上で解禁され、運動部の部員らは仲間と久々の再会を喜びながら元気よく汗を流した。

 同校では部活動の再開に当たり、登校前と部活動の練習前に検温し、発熱やせきなどの症状がある場合は活動禁止としたほか、体育館や教室の換気、手洗いなどを徹底。休校期間中は帰宅していた寮生は、健康チェックをした上で28、29日に寮に戻る許可を出した。

 男子バレーボール部は16人の部員が参加し、通常の長期休暇より2時間ほど短縮した3時間の練習を行った。主将の今井駿世さんは「個々の練習には限界がある。みんなで集まることができてよかった」と笑顔。顧問の宮下美保子教諭は「とりあえず再開できてほっとしているが、またすぐ自粛に戻るのではないかという不安もある」と本音を漏らした。当面は練習時間を短縮し、予定していた他校との練習試合も再検討する。

 女子バドミントン部は体育館のドアを開放し、冬場は使用しないことが多いという換気扇を回して3時間の練習を実施した。「久しぶりに仲間と会えてうれしいし、みんなと一緒にやる練習は楽しい」と部長の柳澤優真さん。顧問の濱和男教諭は「長い休み明けなので、とにかくけがのないようにしたい」と、当面は体力づくりや基本練習を中心に進める考えだ。

 吹奏楽部は部員が集合した際、全員が検温チェックを行い、対面で練習しないことや最低1時間ごと教室の換気を行うことを徹底した。練習中は真剣な表情も、いったん休憩に入ると笑顔が見られ、部長の宮下莉子さんは「みんな元気そうでよかった。全員で演奏できるありがたみを感じた」と話した。

 この日は希望者による補習授業や生徒会活動も再開し、休校中は静まり返っていた校内に活気が戻ってきた。小口隆秀校長代理は「生徒がいない学校は寂しいもの。ようやく日常が戻ってきた感じ」と学校再開を喜びつつ「ただ油断は禁物。健康管理については十分注意していきたい」と口元を引き締めていた。

 諏訪地方の県立高校は、それぞれ4月1日以降に部活動を再開する方向で検討に入るという。

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