最後を迎えた蒲郡海洋少年団

蒲郡市内の小中高生が参加していた蒲郡海洋少年団の解団式が29日、同市勤労福祉会館であり、53年間の歴史に幕を閉じた。1967年7月に発足して以来、水泳や手旗信号などの演習に取り組んできた。少子化の影響で、入団者が減っていた。 蒲郡青年会議所10周年の記念事業として創立。水泳、手旗信号、結索の3種類の演習に取り組み、トレーニングとともに集団行動での協調性を磨く場としてきた。子どもたちを鍛えるため、三河大島沖の三河湾で2000㍍遠泳が実施された時期もあった。 発足当時の団員数は122人だったが、81年からの4年間で400人以上いたのをピークに減り続け、最後は9人(小学生3人、中学生2人、高校生4人)となっていた。 解団式で鎌田篤司団長は小中学生の団員に修了証を手渡した。そして「一時期は入団試験をするほど隆盛を極めたが、いよいよこの時期を迎えなければならなかった」と述べた。 鈴木寿明市長、大原義文教育長、青年会議所の酒井伸豪理事長、元団長の浅井英行さんがそれぞれあいさつし、解団を惜しんだ。
関連記事
新城吹奏楽団の第100回定期演奏会 節目に140人の大編成
新城吹奏楽団の第100回定期演奏会が11日、新城市の新城文化会館で開かれた。協力奏者を含め約140人で「アルメニア舞曲」(アルフレッド・リード)を奏でて節目とした。 楽団は1973年に結成...
宮古島大使に本間氏 音楽プロデューサー 本物と触れる機会創出
音楽プロデューサーの本間昭光氏の宮古島大使認証式が12日、市役所で開かれた。島内外へのPR活動のほか、宮古島へのアーティスト誘致、子供たちへの音楽教育など次世代を担う人材育成にも寄与する。嘉数登市長...
麻雀や歌唱、生き生きと楽しむ 能代市老連「保坂福祉学園」が開講
能代市老人クラブ連合会(小林一成会長)が主催する高齢者対象の生涯学習活動「保坂福祉学園」の授業が12日、同市追分町の保坂福祉会館で始まった。初日は「健康麻雀(マージャン)頭脳教室」、「童謡と叙...
お母さんの絵いっぱい 本社図画コン入賞・入選作を展示
八重山毎日新聞創刊75周年記念第33回素敵なお母さんの図画コンクール(八重山毎日新聞社主催)の入賞・入選作品の展示がマックスバリュやいま店、石垣店、新川店の3店舗で行われている。16日午後5時まで。 ...