その名は「小麦の奴隷」 CFで資金集め 大樹にパン店開業

プレオープンし、にぎわいを見せたパン店「小麦の奴隷」
インターネットを通じたクラウドファンディング(CF)などで資金を集めた大樹町内のパン店「小麦の奴隷」(西本通26)が29日、プレオープンした。初日はカレーパンを先着200人に無料で配り、多くの人でにぎわった。本格オープンは4月1日。
橋本玄樹さん(34)がオーナー、井上拓海さん(23)がメインでパン作りを担当する。2人は実業家堀江貴文さんが運営するオンラインサロンの会員で、「ロケットのまちに魅力を感じた」と東京から移り住んだ。CFでは約144万円が集まった。
ざくざくとした食感のカレーパンやホエー豚のカツサンドなど地元の食材を活用。ロケットの絵の焼き印を押したあんパンもあり、25種類ほどが並ぶ。
この日は午前7時半の開店前から行列ができ、一番乗りした町内の男性会社員(30)は「朝食はほぼ毎日パン。新しいお店ができてうれしい」。橋本さんは「新型コロナウイルスの影響が広がる中、うちのパンを食べて元気になって」と話していた。
営業時間は午前7時半~午後4時。月曜定休。フェイスブックなどで情報を発信している。
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