丹羽孝希の父・孝司さんが卓球スクール開校 未来の代表選手育成へ

卓球台を最大5台設置可能なスペースがあるスクール
苫小牧出身で東京五輪卓球男子日本代表の丹羽孝希(25)=スヴェンソン=の父、孝司さん(48)が苫小牧市緑町1に丹羽卓球スクールを創設した。3大会連続五輪に出る長男らを育てたノウハウを生かす。未就学児から社会人、生涯スポーツを目的とした高齢者まで幅広い年齢層を網羅する各種レッスンを設定。競技経験の有無は問わず、代表の孝司さんは「個人のレベルに応じた丁寧な指導をしていきたい。気軽に足を運んでほしい」と呼び掛ける。
全日本社会人選手権出場などの実績がある孝司さん。日本屈指のレフトハンドプレーヤーとして躍進を続ける孝希、全日本大学選手権女子シングルス3連覇、実業団の広島日野自動車でのプレー経験を持ち、現在は卓球用品メーカーVICTASに勤務する長女美里さん(26)が小中学生の頃、親として練習にも向き合った。わが子2人には「頑張れば必ずいいことがある。自分を信じろといつも言い聞かせてきた」。これからスクール生と取り組んでいく卓球にも、そのマインドを求めていく構えだ。
「苫小牧の卓球をもっと活性化させたい」と数年前から構想を練り、満を持して創設。社会人時代の競技仲間だった浪岡宏斉さん(54)と美里さんが講師に名を連ねるほか、孝希も年に数回、大会参戦などの合間を縫って会場に足を運ぶ予定だ。孝司さんは「強い選手を育てるのはもちろんだけど、まずは卓球が楽しいと思ってもらえるようにしたい」と意気込む。
入会料は税込み3000円。レッスンは月謝制で未就学児は土曜、日曜のいずれか週1回、1時間程度で同5500円。小中高生は週3回、各2時間程度で同1万1000円、大学生以上の一般は土曜、日曜のいずれか1時間程度で同6000円となっている。入会費不要の60分間個人レッスン(同3500円)も設定。無料体験は随時受け付ける。
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