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長野日報社

中アを国定公園に指定 環境省

中央アルプス国定公園のシンボルマーク、ロゴマークを掲げる阿部守一知事(中)、伊藤祐三駒ケ根市長(左)、小田切康彦宮田村長

 環境省は27日、希少な氷河地形や高山植生などを有する中央アルプスを国定公園に指定した。指定区域は伊那谷や木曽地域など13市町村にまたがる。千畳敷カール周辺に自然環境を厳格に保護する「特別保護地区」を新設するなどし、一層の保全や観光振興などの利活用を図る。県や地元自治体は指定に併せてロゴマークなどを作成し、7月には指定記念イベントを計画する。阿部守一知事は会見で「希少な自然環境や動植物の保全、利活用の促進にこれまで以上に取り組みたい」と述べた。

 国定公園は、国立公園に準ずる優れた自然の風景地。中アの指定は全国で57カ所目、県内では4カ所目となる。名称は「中央アルプス国定公園」で、公園テーマは「アルプスの自然と山のくらし~氷期からつづく山・谷人が守る山」。指定区域3万5116ヘクタールはこれまでの県立公園指定区域をそのまま移行する。

 阿部知事は、リニア中央新幹線開業を見据えた広域的な観光振興の「大きな核となる」とし、2次交通の整備とともに「県が中心的な役割を果たしながら取り組んでいきたい」と述べた。

 会見に同席した伊藤祐三駒ケ根市長は、ロープウエー運休や新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「観光関係産業も厳しい状況となっている」とし、国定公園指定を「マイナス要素を払拭する機会にできれば」と強調。小田切康彦宮田村長は「地域活性化のスタートと捉えている。県や13市町村が連携し、国定公園にふさわしい中央アルプスにしたい」と述べた。

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