京都がエコ修学旅行を評価
豊川一宮西部小がエコアクション優秀校
京都市が修学旅行で同市を訪れる児童生徒らの環境保全活動を評価する「京都エコ修学旅行」「エコ・アクション+1」の優秀校に、豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)が選ばれた。 観光都市の京都市は、ごみ減量化につなげるための活動を展開中で、一宮西部小はこの取り組みに賛同。昨年9月8、9日の修学旅行で、6年生が歯ブラシ持参、エコバック携帯、食事食べきりの3点を実践した。事前学習し、エコ活動への宣言文をしおりに挟んで「活動の見える化」も図った。旅行後は、エコバック活用状況をアンケートして、児童が自分たちのごみ減量化への取り組みを振り返った。修学旅行新聞にもエコ活動のコーナーを設け、環境問題について考えた。 京都市はこれらの活動を評価し、みやこ杣木(そまぎ)木製銘板でできた表彰状と、記念品として環境問題に関する書籍2万円分を贈呈した。
一宮西部小で環境教育を担当する教員、酒井正人さんは「児童は5年生の時に豊川市の環境課が進めるエコ活動を実践しています。修学旅行で、さらに進んだ実践ができ、環境への意識が高まりました」と話している。 「京都エコ修学旅行」には今年度、全国264の小中高が参加。5校が優秀校に選出された。県内では刈谷市立住吉小も選ばれた。
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