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観光パンフ3000部制作 路線バスツアーなど紹介 Chura★I

観光パンフレット「バスで巡る ふら~っと 石垣島」を制作した高校生プロジェクト「Chura★I」に参加した高校生ら=17日午前、石垣市役所

 石垣市の観光人材育成事業「Chura★I」に参加した八重山高校の生徒5人は、1年間の活動の集大成として、観光パンフレット「バスで巡る ふら~っと 石垣島」を3000部制作し、17日に市役所で発表した。パンフレットは市の観光PRに活用される。

 参加したのは小川秀雄君(19、3年)、村山ひまりさん(18、同)、石垣凛茄さん(18、同)、三村巴菜さん(17、2年)、山内琉大君(16、1年)。

 パンフレットのツアープランは、東運輸㈱の路線バスの路線を組み合わせ、1日かけて石垣島を一周するもの。▽川平のタバガービーチ▽伊原間のカフェ「伊原間 郷の駅」や、伊原間海岸のハート形の岩▽大浜のオヤケアカハチ像と売店「あだなす」▽サザンゲートブリッジから見る夕焼け▽新川のTシャツ屋「イチグスクモード」―などを巡り、地域の魅力を再発見できるツアーとなっている。パンフレットはA3サイズで、折りたたむとポケットにしまえるA6サイズになる。

 5人は昨年7月に東京で県外者、同11月に市内で市民を対象にアンケートを実施。調査結果から「観光客は市内の交通手段の少なさに不便を感じている」「地域住民は観光客の交通マナーの悪さを感じている」と分析し、バスツアー考案を企画。現地調査を重ね、パンフレットを作成した。

 石垣さんは「18年間島に住んでいながら知らないことだらけだった」と感想。山内君は「活動を通してもっと島のことが好きになった。みんなもこのパンフレットを通して島を好きになってほしい」と語った。

 パンフレットは市観光文化課窓口で配布されている。同事業は市が観光産業の人材育成を目的に、地元高校生に観光PRの取り組みを体験させるもの。ことしで4年目。

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