全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

シルク岡谷伝えるロールカーテン 蚕糸博物館

工女の姿を伝える写真が印刷されたロールカーテン=岡谷蚕糸博物館

岡谷市の岡谷蚕糸博物館に、岡谷商工会議所女性会(矢崎京子会長)が創立30周年記念事業の一環で寄贈した解説用のロールカーテンが設置された。製糸工場で働く工女の姿などを来館者に写真で伝える展示物。16日、女性会役員に使い方を紹介した同館の高林千幸館長は「岡谷の歴史を広く知ってもらうため有効に使わせてもらいます」と感謝した。

ロールカーテンは3枚で、同館エントランスに設置した。1枚は縦1・15メートル、横1・10メートルの大きさ。製糸工場が立ち並び煙突が林立する風景、工場の庭に所狭しと集合した大勢の若い工女たち、諏訪式繰糸機で作業する工女の姿―を写した明治中期~後期の3枚の写真をそれぞれに印刷。工場がひしめき、各地から工女が集まって一大製糸業地として発展した岡谷の姿をうかがい知ることができる。

高林館長によると、団体客などにシルク岡谷の概要を説明する際に、エントランスに飾られた「岡谷市鳥瞰図」(1936年)とともに活用。日頃は上部に格納し、必要な時にだけ印刷面を下げて使う。当時の写真を見てもらうことで「分かりやすく理解してもらえる」という。

同女性会は昨年10月に開いた記念式典の席上、高林館長に目録を贈呈していた。この日は役員4人が来館。矢崎会長は「シルク岡谷のPRに少しでも役立てばうれしい」と話していた。

関連記事

福岡-下地島が運航 SKY 9月まで1日1往復2便

 スカイマーク(SKY、本橋学社長)の福岡-下地島線が20日、運航した。9月30日までの約3カ月間、1往復2便のダイヤ。福岡発の初便の到着に合わせ、下地島エアポートマネジメントや宮古島観光協会の関係者...

長野日報社

鮮やか朱色、レンゲツツジ見頃 長野県の霧ケ峰高原

 18日の長野県諏訪地方は高気圧に覆われて晴れ、厳しい暑さとなった。諏訪は331度の真夏日となり、今年最高を記録。諏訪、茅野、下諏訪の3市町にまたがる霧ケ峰高原ではレンゲツツジが見頃を迎え、鮮やかな...

来夏開園目指す「渥美あじさいの森」見ごろ 今年は無料開放

 渥美運動公園(田原市小塩津町)の遊休地に、市民有志らが整備する「渥美あじさいの森」で、来年6月開園を目指して植えたアジサイが見ごろを迎えた。まだ畝の隙間が目立つが、3年後には色とりどりの花で埋め...

長野日報社

諏訪市の立石公園「オーバーツーリズム」対策 駐車場の予約制導入など運営見..

大型連休中の渋滞などオーバーツーリズム(観光公害)問題が指摘されている長野県諏訪市上諏訪の立石公園について、市は中長期的な対策として、予約制の導入を含めた駐車場運営の見直しを検討する。「現地で...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク