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荘内日報社

より質の高い医療へチーム一丸 手術支援ロボット導入

 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構(栗谷義樹理事長)が一昨年12月、運営する日本海総合病院(酒田市あきほ町)に庄内地方では初めて導入、昨年5月に運用が始まった手術支援ロボット「ダヴィンチ」。ライセンスを取得した医師が高画質な画像を見ながら、自ら手の動きを正確に再現するロボットアームを操作して手術するための装置で、同病院では順調に実績を重ねている。保険適用の範囲も広がり、担当医師は「庄内地域でより質の高い手術を提供できるよう取り組んでいきたい」と話している。

 複雑・緻密な手術を可能にするため開発された「ダヴィンチ」は、国内では2009年に医療機器として承認された。▽高画質の3D画像を見ながらコントローラーを操作する「サージョンコンソール」▽サージョンコンソールと連動したロボットアームの「ペイシェントカート」▽手術中の画像をモニターに映し出す「ビジョンカート」―の3つの機器で構成される。

 主な特長として▽数カ所の小さな切開部から手術を行うため、傷が小さく、出血も抑えられ患者の体への負担が少ない▽ロボットアームに装着されている鉗子(かんし)は人間の手よりも大きな可動域と手振れ補正機能を装備する―などが上げられる。

 施設基準を満たし日本海総合病院では昨年5月に泌尿器科、同8月からは県内で初めて呼吸器外科の領域でそれぞれ運用がスタート。以来、今年1月までに前立腺がん、肺がんなどの患者に対し計48件の手術を施している。手術に従事した同病院呼吸器外科の金内直樹部長は「ダヴィンチ」について「患者の体に入って手術しているような感覚になる」と。同じく泌尿器科の川村裕子部長は「前立腺がんに関し国内では4、5年前、件数が開腹手術を超えた。既に一般的な手術方法になっており、今後さらに伸びるだろう」と話す。呼吸器外科領域に関して同病院は現在も県内唯一の稼働施設。

 ロボット支援手術は12年4月に前立腺がん、18年4月からは肺がんなど5領域で保険適用となった。自己負担限度額が設定される高額療養費制度も利用できる。金内部長は「外科手術を取り巻く環境は今後10年でさらに大きく変化するだろう。より質の高い手術が提供できるよう、チーム一丸となって努力していきたい」と話した。

「ダヴィンチ」を活用した手術風景=日本海総合病院提供

支援ロボットの操縦席となるサージョンコンソールに座る金内部長。右は川村部長

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