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規模縮小も笑顔で卒業 十勝管内中学校

「私たちはワン・チーム」-。式の最後、人さし指を突き上げ、仲間や教諭と強い絆を結んだ卒業生

 足寄町を除く十勝管内18市町村の中学校で13日、卒業式が開かれた。新型コロナウイルスの影響で、在校生の出席を見合わせるなど例年より規模を縮小。それでも卒業生は笑顔で、3年間の学校生活を締めくくった。

 14中学校を抱える帯広市では、農村部の4校を除き、卒業生と教職員のみで行われた。

 このうち帯広第一中(石倉貴浩校長)では、卒業生156人全員がマスクをして体育館に入場。十分な距離を置いて並べられた椅子に着席した。

 石倉校長は式辞で「ウイルスに負けていられない。社会に貢献し、優しい世の中になるよう十分に力を発揮して」とあいさつ。魚を求めて群れの中で最初に海に飛びこむペンギンのように勇敢になるよう「君たちはファーストペンギン」と拳を突き上げ、卒業生たちも拳を上げて応えた。

 卒業生を代表して生徒会長が「当たり前のように過ごした日々は一生の宝物。一人一人が夢と希望を持ち続ける」と誓った。

 式では来賓あいさつなどは取りやめ、国歌と校歌は演奏だけ。卒業証書はクラスの代表のみに手渡すなどし、時間を1時間20分から45分ほどに短縮した。

 この日は保護者らの敷地内の立ち入りも制限された。息子を迎えに来た斉藤恵理子さん(49)は「感染者が増えてきたので仕方ないと思うが、学校で記念写真を撮れないのは残念」と話した。

 足寄中の卒業式は16日。管内の中学校では今春、2680人が卒業する。

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