新型コロナの影響で空港利用激減
定期便の減便により、がらんとした出発ロビー(山口宇部空港で)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、山口宇部-東京羽田便の利用率が激減している。山口宇部空港事務所によると、今月1日から11日までの航空3社の利用率は30%と、前年同期比の半分以下にまで下落。大手企業を中心とした不要不急の出張中止や旅行の自粛が多大な影響を及ぼしている。 利用率が減少したのは、政府が全国の小・中・高校の臨時休校を要請した翌日の2月28日以降。多い日には80%以上だったのが、3月に入ると20%台にまで落ち込んだ。 こうした状況が続く中、日本航空と全日空は11日、同空港を離発着する定期便の減便を決定。スターフライヤーは12日現在、運休を決めておらず、残りの2社も期間を設けているが、今後の状況に応じて運航を見合わせたり、期間を延長したりすることはあるという。 世界保健機構(WHO)は世界的な流行を意味する「パンデミック」の状態だと認定し、収束の糸口も見えていない。担当者らは「収まるまでは仕方がないのか」と頭を抱えている。
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