新型コロナの影響で空港利用激減

定期便の減便により、がらんとした出発ロビー(山口宇部空港で)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、山口宇部-東京羽田便の利用率が激減している。山口宇部空港事務所によると、今月1日から11日までの航空3社の利用率は30%と、前年同期比の半分以下にまで下落。大手企業を中心とした不要不急の出張中止や旅行の自粛が多大な影響を及ぼしている。 利用率が減少したのは、政府が全国の小・中・高校の臨時休校を要請した翌日の2月28日以降。多い日には80%以上だったのが、3月に入ると20%台にまで落ち込んだ。 こうした状況が続く中、日本航空と全日空は11日、同空港を離発着する定期便の減便を決定。スターフライヤーは12日現在、運休を決めておらず、残りの2社も期間を設けているが、今後の状況に応じて運航を見合わせたり、期間を延長したりすることはあるという。 世界保健機構(WHO)は世界的な流行を意味する「パンデミック」の状態だと認定し、収束の糸口も見えていない。担当者らは「収まるまでは仕方がないのか」と頭を抱えている。
関連記事
たき火や工作楽しむ ガンケ山の開放事業始まる 安平
安平町追分地区の遊び場プレーパーク「ガンケ山」で19日、今年度の開放事業が始まった。町内の親子連れなど約30人が訪れ、たき火の体験や工作などを楽しんだ。 ガンケ山は、地域住民の有志でつくる...
自作三輪車またがり"再起動" 音更の83歳鷲北さんアスパラ継続
自作の収穫用三輪車にまたがり、ビニールハウスで丹精込めて育てたアスパラガスを収穫する音更町然別北の鷲北正一郎さん(83)。共に作業してきた妻の体調不良を理由に、昨季で二十余年続けたアスパラ栽培に...
日の出保育園の年長児 イラストでレノファ応援、田邉、板倉選手にプレゼント..
日の出保育園(大池美恵子園長)の年長児18人が22日、レノファ山口FCを応援するイラストを描き、同園を訪れた田邉光平選手と板倉洸選手にプレゼントした。 山陽小野田市立サッカー交流公園「お...
新種の可能性 コブシの変種咲き喜ぶ 「大切にしたい」 羽黒小
鶴岡市の羽黒小学校(八渡宗一郎校長)で新種の可能性がある「変種のコブシ」の花が咲いた。南庄内で植生を調べている大類雄一さん(76)=鶴岡市青柳町=が羽黒町川代山で見つけ、挿し木をして育てたもので2年...