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西表島祖納 前大用安さんがマインダナー 住民らが盛大に祝福

 【西表】西表島祖納の前大用安さん(97)のマインダナー(カジマヤー)祝が7日、祖納公民館で行われ、地域を挙げて長寿を祝った。

 前大さんは、沖縄県マスターズ陸上競技大会に毎年出場し、2014年の全国大会では大会新記録を出すなど今も健脚で、パレードでは家から公民館までつえも使わず歩いた。公民館の旗頭、西表小中学校の児童生徒の鼓笛隊に先導され、公民館に到着すると住民らに盛大に迎えられた。

 長男の用裕さん、西大舛高旬竹富町長のあいさつにつづき古見代志人老人クラブ会長の音頭で乾杯し、那良伊孫一公民館長・宇子夫妻があやかりの杯を受けた。

 舞台は親族らによる「御前風」で座開き。婦人部の「祖納嶽節」、老人クラブの元気いっぱいな「うさぎとかめ」、婦人会の新作「前泊の浜千鳥」、青年部の華やかな「五福の舞」が次々に披露された。

 前大さんは方言の復活、研究にも取り組み、2002年に「西表方言集」を発刊している。「品取り狂言」では、前大さんから方言を習う星光さんが青年らと方言で寸劇を披露。舞台上の2㍍ほどの大きなマインダナー(風車)が回ると、みな大喜びして大きな拍手を送った。

 スライドショーによる本人紹介では、亡き妻の恒子さんの写真も登場し、懐かしんだ。

 前大さんは「こうして無事に97歳マインダナーを迎えられたのは、皆さんの愛情と支援のおかげ」と感謝の気持ちを伝え、昔の歌を一曲披露した。モーヤー後、次男の安男さんがお礼を伝えた。

 前大さんはミリク節で花道を退場しながら来場者とにこやかに握手し、外では旗頭と一緒にガーリーし、びっくりするほど元気いっぱいだった。

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