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農家と障害者を結ぶ

武蔵精密工業アグリトリオがウェブシステム開発

 自動車部品メーカー「武蔵精密工業」(豊橋市)の社内ベンチャー「アグリトリオ」が人手の足りない農家と障害者を結ぶウェブシステムを開発し、今春の本格運用に向けて実証試験を進めている。7日には、同市駅前大通1のMUSASHi Innovation Lab CLUEで東三河の福祉事業所関係者ら15人が農業版のジョブコーチ育成講座を受講した。  アグリトリオは、空いた時間を活用して働きたい主婦や学生と人手不足に悩む農家のニーズをマッチングしたインターネット上のサービス「農How」を開発。それを応用した農福連携新システムで、登録した障害者の就労移行支援施設は農家が掲示した来てほしい日取りと作業内容から仕事を選ぶ。作業マニュアルを動画で配信することで、内容が視覚的にイメージしやすく、障害特性に合わせた作業が選択できる。  農業版のジョブコーチには、農作業を行う際に障害特性を踏まえた作業指示や配慮事項をアドバイスし、障害者の職場定着を支援してもらう。

ジョブコーチ育成講座

 この日は、1年ほど前から実証実験に協力してきた障害者の就職サポートなどを行うNPO法人クオーレ(同市)が登壇。精神障害者らが、トマトの葉かきやキャベツの収穫作業を体験する中で「経験が利用者の力になっていると感じる」と説明した。  マッチングだけで終わらず、雇用の創出、就職支援につながることが期待されており、受け入れているトマト農家の男性も「施設園芸は仕事が多く、人を入れてもらえて助かっている」と話した。  受講者からは、農閑期でも安定した収入が得られるのかや、朝や夜の農作業への対応、障害者個人個人の特性をジョブコーチが理解する必要性など、活発な意見が出た。参加者は4月以降に農業実習を受ける。

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