幸せ願う、華やか雛飾り 奄美市の民家に福岡の伝統「さげもん」

民家を彩る雛飾り「さげもん」=鹿児島県奄美市
鹿児島県奄美市名瀬の窪山照枝さん(68)は、福岡県柳川市の伝統品「さげもん」を自宅に飾っている。女の子の初節句に幸せを願う雛飾りで、すべて窪山さんの自作。華やかなちりめん細工が部屋を彩っている。
窪山さんは40年ほど前から趣味で手芸を続け、各種コンクールでの受賞歴もある。17年ほど前、女の子の孫が生まれたことを機にさげもんを作り始め、これまでに49個の飾りをつるした作品計11点を完成させた。 毎年2、3月に自宅で飾り、知人や手芸仲間が見物に訪れる。窪山さんは「自然災害や感染症など、世間では殺伐とした雰囲気を感じる。飾りの華やかさで少しでも心を和ませてもらえたらうれしい」と語った。
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