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音更出身・山本シェフがNY出店へ 日本料理で挑戦

 東京都内でイタリア料理店の料理長を務めた山本久典さん(42)=音更町出身=が、美食の街・米ニューヨークに日本料理店「icca(一花)」をオープンさせる。すしや、ノベルズ(本社上士幌町)の十勝ハーブ牛などを使ったコース料理を提供。帯広農業高校で山本さんと同級生だった延與雄一郎さん(ノベルズ社長)がポケットマネーで開業に必要な資金などを負担する。4月中のオープンを目指し、準備を進めている。

「成功するまで帰らない」とニューヨーク出店に意気込む山本さん

 山本さんは2年ほど前まで、都内港区の南青山で「リストランテPEGASO(ペガソ)」の料理長を務めた。ノベルズの肥育牛やELEZO社(豊頃町)の鹿肉など、十勝産の食材もふんだんに使った料理を提供した。

 この店に通う客で、山本さんにニューヨーク出店を提案したのが延與さん。山本さんは「こんなチャンスはない」として迷わずニューヨーク行きを決め、コンセプトに合った店舗やスタッフ探しに奔走。2月26日に渡米し、開店に向けた最終準備を進めている。「成功するまで帰らないつもりで頑張りたい」と意気込んでいる。

 店名は「ニューヨークで一つの花を咲かせたい」との思いを込め、チームで話し合って決めた。店はマンハッタン南部の閑静な高級住宅街「トライベッカ」に位置。山本さんは東京のすし職人と共に、食の激戦区で新たな日本料理の提案に挑む。価格は現在調整中で、コース提供のみを想定している。

 「現地では宮崎牛がよく出回っているようだが、程よい脂身と肉質のうま味が特徴の十勝ハーブ牛を認知してもらえるよう努力したい」と山本さん。延與さんは「同郷である以上に、シェフとしての実力を評価し支援を決めた。十勝ハーブ牛の良さをニューヨークで知ってもらい、北米中に広めてもらえるよう期待している」と話している。今後はノベルズとしても必要な支援を随時行っていく考えだ。

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