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長野日報社

竜宮丸ありがとう 最後の運航 諏訪湖

竜宮丸の最後の運航に乗り込む観光客ら

 東洋観光事業(茅野市)が運営する諏訪湖観光汽船(諏訪市)は2月29日、諏訪湖で運航してきた遊覧船「竜宮丸」の最後の運航を行った。最終日は午前午後合わせて3回の周遊に計約100人が乗船。愛らしい形状で親しまれた諏訪湖の“アイドル”の勇退を惜しんだ。

 竜宮丸は1976年3月に就航。親ガメの背中に子ガメを乗せた姿で親しまれ、子ガメの展望室からの眺めは好評を博した。就航から40年以上が経過し、船体が老朽化していることから、1日からは後継として新遊覧船「スワコスターマイン号」が就航することになり、最後のクルーズとなった。

 安曇野市から父親と訪れた矢口竜司君(7)は、名前に同じ竜という漢字が使われていることから竜宮丸は大のお気に入り。諏訪市を訪れた際には必ず乗船しているという。「目が大きくてかわいらしくて大好きだった。もう乗れないと思うと寂しい」と表情を曇らせていた。

 同社船舶部の黒澤幹雄副部長は「多くの観光客に竜宮丸を愛してもらいありがたい。1日に就航するスワコスターマイン号で新たな諏訪湖の遊覧観光を提案していきたい」と話した。竜宮丸は今後、諏訪湖ヨットハーバーに運ばれ、徐々に解体工事に入る予定という。

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