石垣島地方気象台 人事院総裁賞受賞を報告 観測・予報業務に貢献
2019年度第32回人事院総裁賞に選ばれた石垣島地方気象台の野崎太台長ら3人が27日午後、竹富町役場と石垣市役所を訪れ、受賞を報告した。
同気象台は120年以上にわたる気象観測と山岳気象レーダーの安定運用で気象庁の観測・予報業務に大きく貢献していることが評価され、12日、東京の明治記念館で授与式が行われた。
野崎台長らは石垣市役所に中山義隆市長を訪ね、同台がこれまで歩んできた歴史や受賞の経緯を説明。2010年10月の土砂災害によるレーダー観測業務休止の際には職員らが一丸となって作業に取り組み、2週間で復旧したエピソードなどを紹介した。
野崎台長は「八重山で続けてきたからこその名誉。地域あっての気象台だと思っている。国の機関だが直接住民のために役に立つ仕事で貢献できたのは非常に良かった。地域のために今後とも一層貢献できることはしていきたい」と感謝の言葉を述べた。 中山市長は「石垣市の防災部門と連携して台風対策会議を頻繁に開催させてもらっている。行政として市民への避難通知などスムーズに行えている。今後とも連携していけたら」と語った。
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