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長野日報社

農業女子、広がる輪 伊那でイベント

自己紹介をしながら仲間の輪を広げる参加者

 「伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会」は25日、初のイベントを伊那市西春近の小出一区公民館で開いた。上伊那地域で農業に関わる人たち約60人が集まり、顔合わせをし、お茶を飲みながら農業や暮らしについて語り合った。

 同会は、伊那谷の農業を盛り上げたい―と考える県農村生活マイスターの有志らの呼び掛けで動き出した。型にはめない緩やかなつながりを、仲間づくりや情報交換、悩みの解消に役立てていく方針で、今回は「お楽しみ会」として参加者を上伊那全域から募った。

 5年前からマイスターとして活動している伊那市西春近の池上真弓さんが趣旨説明をし、「同じ農業という接点がある者同士。一人ひとりは小さな点でも、つながっていけば面白いことができる」と展望。ともに立ち上げに関わった中川村の大島歩さんは「長く続けていくことで独りぼっちで農業をやっている人がいなくなるようにしたい」と目標を話した。

 参加者は自己紹介を兼ねて、一人ずつ思いを語った。夫と花き栽培に取り組む市内の女性は「去年子どもが産まれたばかり。これから仕事と家庭の兼ね合いがどうなるのか不安。先輩方の話を聞きたい」と悩みをぶつけた。県外から移住し、夫と二人で就農したという中川村の女性は「いずれは私一人でも作業ができるようになりたい」と農業への意欲を見せていた。

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