全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

白花豆カレー味わって 帯広農業高生が開発

 帯広農業高校の生徒たちが、浦幌町の高級菜豆「白花豆」を使ったレトルトカレー「白花豆ごろっと白カレー」を開発、JAうらほろが商品化した。しっかりとした食感と甘みが特徴で、29日にとかち物産センター(JR帯広駅エスタ東館2階)で生徒による販売会を開く。

白花豆のカレーをPRする帯広農業高校の生徒ら。左から3人目が寺町さん

 同JAは以前より、白花豆の栽培に力を入れている。甘納豆やようかんに続く新商品を模索する中で同校に協力を仰ぎ、学校側も「経営センスを磨くことにつながる」と応じた。

 農業科学科の2、3年生15人は、2018年に同JAの指導で白花豆を同校で栽培し、収穫を体験。手作業が多く手間がかかる苦労を知った上で、今年度は1年かけて商品開発を学び、企画を練ってきた。

 試作段階では十数種類のスパイスを使い、豆の風味が生きるよう何度も作り直し、納得のいく味を追求。白花豆ペーストを練り込んだ白っぽいカレールーを完成させ、さらに大粒の白花豆も添えている。

 パッケージもデザインし、白花豆のイラストが際立つよう黒の背景を採用した。

 グループリーダーの男子生徒は「大粒の白花豆を丸ごと味わってほしい」と話す。

 販売会は午前9時~午後3時で、1食(200グラム)税込み400円で提供。商品は今後、浦幌町の道の駅や同JA、同物産センターで1食800円(税抜き)で販売される。

関連記事

育てた大豆で「ゆめの豆腐」開発 士幌高生と日向醗酵食品 ハピオ木野で販売会

 士幌高校(齋藤讓一校長、生徒107人)の畑作専攻班(柴田煌士班長、班員5人)が老舗納豆メーカー・ヤマイチ日向醗酵食品(本社帯広市)と共同で「ゆめの豆腐」を開発した。絹ごしと木綿の2種類で、生徒...

長野日報社

趣ある旧家に”甘味処”開店 丸多田中屋11代百瀬博子さん 長野県諏訪市

 江戸中期から昭和初期に建てられた土蔵や住居、茶室が今も現存する、長野県諏訪市諏訪2の老舗・丸多田中屋。同店11代目を継ぐ料理研究家の百瀬博子さん(74)は、旧家の建物を活用して甘味処(どころ)を...

高校生考案のメニューが社食に

 トヨタ自動車田原工場とトヨタ生協は、県立成章高校生活文化科の生徒らが考えた料理メニューを工場内の9食堂で提供した。生徒によるPRがあった。  地域貢献の一環で、地元の食材を活用した新メニ...

“食べられる国宝”マンガリッツァ豚味わって 帯広・北の屋台 20日からフェア

 帯広市内の北の屋台(全20店)は20日から、ハンガリーの“食べられる国宝”と称される「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」を使ったフェアを初開催する。各店がマンガリッツァ豚を飼育・販売する丸勝(帯広市、...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク