じゃがいも「とったぞー!」収穫の喜び味わう 大川保育所4、5歳児
収穫した野菜を手に「とったぞー!」=19日午前、大川
大川保育所(今伊たえ子所長)の4、5歳児47人が19日午前、市内大川の畑でじゃがいも掘りを体験し、収穫の喜びを味わった。
この体験は孫が同保育所に通っている根原一芳さん(69)・桂子さん(69)夫妻が8年前から続けているもの。収穫の喜びなどを感じてもらおうと畑や種を毎年提供している。
一芳さんは「自分たちで植えたものを収穫する喜びを感じてほしい。食べ物も残さず食べたり、大切にする心が育てば」と話した。
今伊所長は「なかなか土に触れる経験がない。収穫の喜びや土の中から出てくる喜びを感じてほしい」と期待した。
昨年10月9日に種をまいたじゃがいもは土の中で大きく成長。園児らはスコップを使って掘りおこすと「大きい」「たくさんある」と歓声が上がった。一緒に植えていたたまねぎとにんじんも収穫し全員で豊作を喜んだ。
孫の根原諒君(6)は「初めてだったけどうまく掘れた。野菜は好き。カレーにして食べたい」と笑顔を見せた。
船道陽依菜ちゃん(6)は「掘るのが楽しかった。お腹空いたので早く食べたい。根原さんありがとう」と感謝の気持ちを語った。
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